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 2017年4月20日をもって、ひとつの歴史に終止符を打つ。東武本線系統、日光への旅を演出してきた6050系による快速、そして区間快速の運行が終了する。運賃のみの列車としては最上位だった快速の廃止はどこかで覚悟はしていたが、思ったよりも早くその時が来てしまった。4月15日(土)、快速廃止を惜しん浅草へ向かった。

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 浅草駅5番線には快速の廃止、そして300系車両の廃止を知らせる掲示がされている。乗車するのは8:10発の快速。考えてみれば2006年に日中以降の快速が区間快速化されて以降、定期列車の快速に乗車することはなかったかもしれない。

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 到着した7:20頃、ホームには4番線側から乗車する「りょうもう」が停車中。まだ列車の入線までは30分くらいあり、快速に乗車する客はまばら。5番線ホームには、今後使用されることがなくなる東武日光方面と鬼怒川、会津方面の乗車位置が記されている。

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 8時前、回送列車として6050系6連が入線してきた。上りの快速(種別は区間快速)1番列車はこの1時間後である。

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 到着し扉が開くと、係員が乗降用の渡し板を設置。前2両は急カーブにかかるので、そういった対処をしている。

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撮影:2017年4月15日
東武スカイツリーライン 浅草駅