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前回からの続き

 上熊本駅に入ってきた元東急5000系青ガエルは濡れていた。次第に同駅周辺でも雨が降り出し、あっという間に豪雨。青ガエルの姿を記録するには厳しい条件ではあるのだが、カエルに雨はよく似合うのも事実。

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▲雨に濡れていた5101A(上熊本) 
 
 熊本電鉄菊池線北熊本~上熊本間は単線で交換設備もなく、終日1本の列車が行ったり来たり。乗車して発車を待つが、5101Aは非冷房、雨が強くなってきたため窓は開けられない。車内は蒸し風呂のようだった。 
 
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▲5101Aの客扉

 車内は昭和30年代前半のままの姿をとどめている。10年前に一度乗車しているが、そのときから何も変わらない。地元の利用者数人に加え、明らかに青カエルに会いに来たファン数名を乗せて上熊本を発車。

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▲つり革の広告は東急時代のまま

 大手私鉄やJRの線路状態が当たり前になっていると、地方私鉄の乗り心地は悪い、よく揺れる。言い換えれば、列車に乗っている実感があって、楽しい。台車はたしかコイルばねだったか? 
 
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▲揺れる車内

 電車は韓々坂を過ぎ、次の池田で下車する。同車両の折り返しを待ち構える。電車を降りてしばらくすると雨が止み、折り返しを待つ間に空の様子がだいぶ変わってきた。

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▲乗車した列車の折り返し。トンネルに入る5101A

 今度は日差しが痛い・・・#03へ続く。